アロハ~。
夏至に行った時空のゆがみを外すワークのおかげか、
その後随分調子が戻って来たみさです。
色んなシンクロやメッセージもシンプルに明確になってきて、
またいい感じのリズムにのっている気がする。
星の力ってのはすごいねぇ。。。しみじみ。。。
さてさて、先日、大学の恩師のゼミにお邪魔させていただきました。
というのも、台湾茶の名人、
沈 甫翰さんがゲストスピーカーと聞き、
台湾茶を勉強したいと前から思ってたからこれは是非いかねばとね。

名人が淹れるお茶ってどんなかな~とワクワクしながら頂いたのだけど、
やっっっばいよ!!
聞香杯で香りを体に取り込んだとたん、
脳天直撃、頭いっぱいに花が咲き乱れたの。
白とうすピンクの、ラナンキュラスのような、まるっこいバラのような、
そんな花がぶわーーーっと咲き乱れ、それがゆっくりと体に落ちていって、
至福のエネルギーを体の隅々に行き渡らせるの。
そして、心より先に体が反応して、
涙がぽろぽろ出てしまったよ。
色んなアロマの精油に出会って来たけど、
香りが脳に、そして体と心にここまで響くものは中々ない。
数煎淹れてもらったのだけど、飲むたびに体の細胞に響き渡るの。
飲んだお茶の種類によって、独自の振動が体に響いてくるのを感じるの。
「聞茶」って言葉の意味がよくわかった気がするわ。
3杯も飲めば、トロトロのまったり感が部屋に充満して、
会議室のはずが居心地のいい畳のおばあちゃん家みたいな雰囲気に。
「瞑想みたいだね~」
「胸がいっぱいだぁ」
「はーーー、しあわせ~~~~。。。ゆるゆる。」
みんなそれぞれに、色んなインパクトを受けていた様子。
一杯のお茶が、自然体を呼び覚ましてくれる。
それはきっと、淹れるお茶や、淹れる人が、とても自然体だから。
どんな特別なお茶かときいたら、何も特別じゃないと言う。
ただ、「バランスがいい」というのを大事にされているそう。
葉のバランスがとてもいい状態のタイミングで摘んだお茶がいいそうだ。
それは、旬な”時期”でなく、ごく限られたピンポイントの”時”。
先住民の人やメディスンマンが、正しい時に薬草を取ることを思い出した。
植物が「今だよ」というそのタイミングで、感謝をもってそれをいただく。
そうすると、魔法のような力が、その植物に宿る、それに通じる感じがした。
普段みんなが飲んでいるお茶が数煎でダメになるのは、
お茶の成分バランスが悪く、淹れてるうちに渋みが残ったりして
美味しくなくなったり、味がしなくなったりするからなんだって。
バランスがいいお茶は、何杯いれても、成分が乱れない。
乱れないから、何杯でもおいしく出せる。
一晩お湯につけておいたお茶だって、おいしく飲める。
実際、35名ほどいたのに、たった7グラム強のお茶っぱで、
みんなを恍惚たる世界へと誘ってしまった。
「足るを知るですよ。」
と、沈さん。
そうなんだよね~。
質のいいものは、ゆっくりじっくり味わいたくなる。
ジャンクなものは、味わうと不快なだけだから、
バクバクッと消費してしまう。
食べ物だって、持ち物だってね。
沈さんのデザインした、普通のより一回り小さいサイズの急須は、
新しい生き方すら提示してくれている。
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タグ:自然 植物 エコ 食