全ての人とひとつになるための道は、たった1人で歩く道③ 〜ゲネプロ&本番〜
2013.12.12 15:26|心・魂・意識|

サントリー(太陽+鳥が名前の由来)1万人の第九。
鳳凰の祝福を受ける、本番の朝。


リハーサルの晩、
ひとしきりショックを受けて、
ひとしきり寂しさを体感して、
ひとしきり泣いて眠ったら、
翌朝にはなんだかもう、ふっきれていた。
そもそも、たった1人の人にだって、
自分の事100%理解なんて出来ないわけで。
つーか、自分だって、全然自分の事理解できないわけで。
それなのに、
世界中の人とわかり合いたい、
理解し、認め合い、ひとつになりたい、
なんていうのがそもそも幻想なんですよねw
どのみち初めっから孤独なんだ。
何も失うものなんてない。
ぜ〜〜〜〜〜〜っっっっったいに
佐渡さんと、佐渡さんが繋がっている音の源に
100%飛び込んでやるっっ。
それを心に決めて、大阪城ホールに乗り込む。

ゲネプロスタート。
もう誰にも合わせない。
みんなが何をどう歌おうと、気にしない。
第九には
「歓びを共に歌えないものは、
泣く泣くこの輪から立ち去るが良い」
といった意味の歌詞がある。
この歌詞はいつも、胸をチクッとしていたのだけど、
この日ばかりは、この言葉が私の誇りだった。
不思議な事に、
横方向を手放して、
自分の中にエネルギーを集中すると、
逆に世界がよく見えてくる。
自分の後ろの席の人、
この広いホールの端の人、
佐渡さんの息づかい、
会場のきめ細やかなエネルギー、
自分のバクバクと高鳴る心臓の音。
360度に意識が行き渡り、
事細かに感じられる。
感じられるのに、そこに捕われない。
そこにいる人たちがどう歌おうと、
どう思おうと、
全く気にならない。
だって、どう思ってようと、歌ってようと、
私の一部なのだから
というような、
ひとつの海になって揺らいでいるような、
不思議な感覚。
その感覚の中、
ただただ、佐渡さんの世界に飛び込む。
ものすごくいい声が、
美しく決まる。
皆も昨日と打って変わって、
すばらしい一体感。
完璧だ。
完璧過ぎる。
大地からはエネルギーが立ち上り、
ホールの天井からは
巨大な光が降り注ぐように感じた。
あ〜〜〜〜
ヴェートーヴェンが来てるよ〜〜〜〜。




渾身の一曲。
素晴らしかった。
唯一の盲点は、
私のすべてを、ここで出し切ってしまったということ(爆笑)
いや〜、本番までこのテンションでいけると思ったんだけどね〜。



ゲネプロ終了直後は、
さいこーーーー!!!!
って元気いっぱいだったけど、
本番第一部の加山雄三さんでも感動しまくり、
第二部の第九オーケストラパートのころには
もう集中力は切れていた。
歌い出しから、再びずれずれ。
そこからは、佐渡さんに飛び込む元気はもはやなく、
少し遅れている(と私には思える)周りのテンポの波に、
飲み込まれ、その中に消えていく。。。
あぁ、なんて楽なんだ。。。w
さらば、ヴェートーヴェン。。。
佐渡さん、、、ごめんなさい。。。。orz
後から聴いたら、どうやらイベントは大成功だったらしいので、一安心。
(遅れてたのは私の周囲だけだったってことなのかしらね。
そもそも遅れてなかったのかしらね。謎だわ。)
佐渡さんも、なんだかわけのわからない使命感にかられて
周りを説得して舞台を横方向から縦方向にしたらしく、
相当のプレッシャーだった様子。
すごいよね。
30年間の成功をひっくり返すかもしれないほどの決断を、
なんだかわからない使命感を感じて
自分の責任でするなんて。
まさに、天の意志からのお役目を果たすのに
自分を使っている感じやわぁ。
こんな素晴らしい指揮者が、日本にいてくれることに、
心から感謝です。(佐渡さん、大好きだぁぁぁ!!!!)
そして、私も今後は本番でも仕事果たせるように、
精進しようと思いますw
ちゃんちゃん


========☆今日のはっぴ~でいず♪のコツ☆=======
好きに歌ったらえぇねん。
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