命を大切にするコミュニケーション〜大人の修学旅行レポ④
2015.10.22 18:59|イベント・ワークショップ|

参加しとく?
NVCでは、「ニーズ」とともに、
「リクエスト」をも大切にしている。
例えば「休息」のニーズを大切にするために、
「休憩時間を長くしてほしい」とリクエストする。
自分のニーズを大切にすることは、
自分の命を大切にすること。
すごく素敵な仕組みである。

おやつタイム〜♪
そんなNVCの叡智を共有する中で、
一人の参加者がこんなリクエストをしてくれた。
「私は人と繋がりたいニーズがある」
「だから、住所を教えてほしい。
手紙を書きたいし、書いてもらいたい。」
少し緊張した面持ちで、
最初はためらいながら、
だけど覚悟を決めたあとは、
まっすぐな目と声で、そう語ってくれた。
その内容と語る姿の美しさに、
胸の奥がかぁっと熱くなった。
実はその言葉を聞く前から、
なんとなく場に「繋がりたい」という
ニーズがみんなの中にある気がしていたのだ。
だけど、そのことをまっすぐに伝えるのは怖い。
拒否されるかもしれない。
受け入れてもらえないかもしれない。
だから、本当は繋がりたいと思っていても、
言葉にはしないでおこう。
そんなことが、
無意識レベルで起きているように思えていたから。
だけどこの参加者は、
「繋がりたい」というニーズを、
恐れをこえて表明してくれただけじゃなくて、
リクエストまでしてくれた。
これって、本当にすごい勇気!!
そのピュアな思いがまっすぐに胸に響いて、
私は涙が出そうだった。
うん。うん。
私にもあるよ〜〜〜。
繋がりたいって気持ちがあるよ〜〜〜〜!!
って。

私たちはついつい、自分のニーズと、
相手の反応を一緒くたにしてしまう。
「手伝って」と誰かに頼む
↓
相手に面倒くさそうな顔をされる
↓
「手伝ってと言った私が悪い」
「私は手伝ってもらう価値がないんだ」
「私は愛されていないんだ」
みたいにね。
そして、愛されたいから、
手伝ってほしいニーズにフタ!みたいな。
そうやって、いのちの流れにも、
蓋をしてしまっているんだ。
でも、本当は、全然別物なんだよね。
この参加者の言葉がこんなにも私の胸に刺さったのは、
きっと相手の行動を手放していたから。
住所を教えてほしいとか、
手紙を書いたり受け取ったりしてほしい、
というリクエストはあるものの、
そのリクエストに対する行動をどうするかは
相手に100%委ねている。
大切なのは、
自分のありのままのニーズを認め、
愛し、表現したということ。
あぁ、なんて勇気のある、
愛のある行動なんだろう。
自分も相手も大切にする、
正直なコミュニケーション。
自分のいのちを解き放つコミュニケーション。
酒井さん、素敵なエッセンスを入れてくれて、
どうもありがとう。
そして何より、参加者のみなさん
正直で率直な、本音のシェアリングをありがとう。

☆コウノミサの今後のイベント☆
11月11日 あまてらす新月ツアー@阿蘇
11月28日〜30日 オーラソーマWS&個人セッション@大阪
12月22日 冬至 クリスタルボウル&屋久杉磨き
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