炎の嘆き
Aloha.
オーラソーマティーチャーライラミサです。
前回のブログ記事で、
「防衛的な反応やパターンが繰り返されるのは、
あなたの命があなたを全力で守ろうとしているからなんだよ」
「今まで守ってくれてありがとうって感謝しながら、お葬式をしよう」
ということをお伝えしたら、たくさんの方から
「泣けました、、、」
「タイムリーなメッセージをありがとうございます」
とコメントやメールいただきました。
参考記事「DNAに刻まれた記憶」
http://yorokobino.blog76.fc2.com/blog-entry-455.html
私も愛の叡智をシェアできて嬉しいし、
みなさんのシェアしてくれた思いに共鳴して泣けます(;_;)
ありがとうございます。
(今後もフィードバック・シェア大歓迎です❤️)
その後、死と再生を表すさそり座満月を迎え、
数日前からはハワイ島で破壊と再生の女神ペレが噴火を始め、
いよいよさそり座木星期のテーマである「徹底的な変容」が
具体的な形を持って現れてきているのを感じます。
ペレが噴火したちょうどその日、
自分の中の炎と対峙していました。
2年くらい前にペレと深く繋がった頃から
私の中では命の炎が熱く燃え始めていて、
そのことによって人生に変化が起き続けています。
その炎によって今までと同じ暮らしや同じ人間関係が維持できなくなって、
正直辛いこともいっぱいあって、
何度この炎がなくなってしまえば楽になるだろうって思ったか。。。
成長フェチな私なので、変容は大好物なんだけど、
それでも痛いものは痛いのよ。
だって、今までの暮らしも人間関係も、今までの自分も、
大事な大事なかけがえのない存在なのだもの。
例えどれだけいい方向に変化していたとしても、
今まで愛着のあったものがなくなるのは、やっぱり痛い。
嫌いなものだったとしても、手放す時は一定の痛みがあるもの。
刺さった矢が、ずっと体の中にあるのは負担だけど、
それでもその矢を抜く時は痛いじゃない?
痛む虫歯も、抜くのは痛いじゃない?
ましてや嫌いなものじゃなかったら、なおさら躊躇する。
そんな痛みを負ってまで、
苦しみを通ってまで、
抜かなくてもいいのでは、
変わらなくてもいいのでは、
って思って当たり前。
でもさ、現状が嫌いじゃなくても、
変わらないといけない時ってあるよね。
小学校の友達がどれだけ大事でも、
中学校に上がる歳になったら、卒業するしかないわけよ。
何が悪いわけでもない、
何が嫌いなわけでもない、
ただただ、
「その時が来た」
そんな理由で、変わるしかない時が、人生にはある。
さそり座木星期、そして天王星が牡牛座へと後数日で入る今、
そんな「時」を迎えている人が、多いのではないかしら。
この変容の炎の中を通るのは、
簡単なことじゃない。
私も超久しぶりに、単発ではなく長期伴走をお願いして、
週1回でNVCの個人セッションを受けることにした。
その第一回目で出てきたのが、
私の中の変容の炎の嘆き。
その炎に焼かれて、
熱くて、痛くて、苦しくて、悶えている自分。
こんな炎、大っ嫌いだ!
いなくなってしまえばいいのに!
って叫んでいる自分。
そんな私と、私の炎に、聴き手は寄り添ってくれる。
炎をジャッジすることなく、
ただただ、その存在を見てくれる。
そうしたらね、炎が初めて声を上げてくれた。
炎も、とても苦しんでいた。
「私は全てを燃やしてしまう。
ただ自分らしくありたいだけなのに。
ただ仲良くありたいだけなのに。
友達だって燃やしてしまう。。。
お願い、私に近づかないで。」
そんな炎の嘆きを、聴き手はただただ受け取ってくれた。
そして言ってくれた。
「ねぇ、ミサの炎。
あなたを見ている私が、
痛んでないこと、わかってるかな?」
炎は泣き崩れた。
私を見ないで、私に気づかないでと、
火の粉を散らして威嚇してたけど、
本当は友達が欲しいんだ。
本当の本当は、このままの私を受け入れてもらいたいの。
愛して欲しいの。
炎は泣いた。
私も泣いた。
そしてほんの少し、炎に近づけた気がする。
セッションを終えたタイミングで、
ハワイ島のペレの噴火のニュースが届いた。
信仰深いハワイアンたちの間では、
溶岩の流れを止めようとしたり方向を変えようとすることを
嫌がる人たちもいるという。
溶岩はペレの意思だから、それを尊重することを大切にしているからだ。
自分たちの家が燃えるかもしれないのに、
暮らしが変わるかもしれないのに、
ペレを敬い、受け入れ、共に生きる人たち。
私もそんな一人になりたい。
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