自己中心で生きていく
「自己中心」
この言葉に、あなたは何を感じますか?
「わがまま」
「身勝手」
「人のことを考えてない」
「ダメ、絶対」
うんうん、そうですよね。
そうやって、教えられてきましたもんね。
でも、これ、実はすごい誤解だったりします。
本当の「自己中心」の意味は、
今日の新月に隠されています。
今日はしし座の新月。
百獣の王であるしし座は、太陽を司ります。
太陽とは、太陽系の中心にある最も大きな星。
自己中心とは、この太陽として生きるということです。
つまり、「人生という物語の真ん中に、自分を置く」
「自分の人生の主役として生きる」ってことなのです。
人生の主役。
人生の中で、一番スポットライトを浴び、
一番発言権があり、一番物語を楽しむ人です。
それは、自分の人生に一番責任を取っている人でもあります。
ドラマの世界では、視聴率の良し悪しも、
全て「主役の責任」ですよね。
「台本が悪いせい」
「準主役の演技が下手なせい」
そんな言い訳は通用しません。
同じように、私たちの人生においても、
全ての責任が自分にあります。
「生まれてきた環境が悪い」
「パートナーが悪い」
なんて周りのせいにはできないのです。
ジコチューって、なんかとっても無責任に
好き放題やっているように捉えられがちだけど、むしろ逆。
めちゃめちゃ責任重大なのです。
「親が認めてくれないから」
「パートナーが同意してくれないから」
「世間に嫌われたくないから」
そんな理由を言い訳にして、
自分の意見やニーズを聞かないのだとしたら。
あなたの中に、本当は「これは私、したくないの」
「私はこれがやりたいの」っていう声があるのに、
脇役たちの声を聞いてばかりで
自分をないがしろにするのだとしたら。
どんだけ自分に失礼なんだよ
って話です。
もし、誰かのために、何かを諦めたのだとしたら、
「私が、相手とのつながりを大切にしたいから、
私が、これを諦める選択をした」
と、自分を中心に捉えることが大切。
選択の権利を持っているのは、自分だけ。
人生の責任を持っているのも、自分だけ。
その権利と責任を勝手に他人に背負わせるとしたら、
それこそ迷惑な話です。
そう、自己中心の放棄の方が、
よっぽど相手への思いやりがない
自分勝手な行動なのだということに、気づいて欲しいのです。
そうはいっても、自己中心という言葉に抵抗がある人もいるかもしれませんね。
それもそのはず。もう何年も、何十年も、何世代にもわたって
自分よりも、相手やコミュニティを大切にするように、
と教わるのが日本文化です。
そして、それを守らない身勝手な人を指す言葉として
「自己中心」がネガティブに使われてきたのですから。
今回あえてこの言葉を使ったのは、
「自己中心」という言葉にかけられた
ネガティブな呪いを解きたかったから。
あなたの人生の真ん中に、あなたを置くこと。
そのことに申し訳なさや、罪悪感を持つ必要はないし、
それは植えつけられた思い込みでしかなく、
真実ではないんだよ。
ということを、伝えたいのです。
そして、あなたがあなたの人生の真ん中にいる輝きを、
心から、お祝いしたいのです。
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